こんにちは!
前回の記事では、わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車「わっしー号」に乗って通洞駅までやって来たところまでお届けしていましたので、今回は足尾銅山観光の様子をお届けします!
↓今回のお品書き…
足尾銅山観光へ
通洞駅に到着し、足尾銅山観光へ歩いて向かいます(・ω・)
駅からは歩いて5分ほどです。
途中で日光駅行きの市営バスとすれ違いました(・ω・)
「ちっちゃ!」
思わず声をあげてしまいました(;゚ロ゚)
というのも、後でこのバスで日光に向かう予定だったので、
どんなバスなのか?
混んでたらどうしよう?
と色々と心配してたんです(・ω・)
乗客は少なそうなので、ひとまず大丈夫そうですねσ(^◇^;)
足尾銅山観光
入口に到着です(´∀`)
生きている!(笑)
入坑券を買います(・ω・)
安全専一(・ω・)
中の様子は写真でお伝えしたいのはやまやまですが、ぜひともご自分の目でご覧になってください(*^-^*)
すぐ横を渡良瀬川が流れていますので、景色もよくて気持ちがいいです(´∀`)
15分おきに発車している黄色いトロッコ列車に乗って坑道内部へ入って行きます!
有名な通洞坑から坑道に入ります(・ω・)
坑道内部は、外よりは涼しくなっていて、地下水が染み出したりしていて、地面はじっとりと湿っていて、時おり頭上から水滴が垂れて来ます(;゚ロ゚)
坑道の奥内部は立ち入り禁止となっていましたが、この奥にはいったいどんな光景が広がっているのかと少し怖くなりました(;゚ロ゚)
全長1200キロもあるそうです(;゚ロ゚)
中に入ったら出て来られなそう(;゚ロ゚)
要所要所で、人形による解説がなされています(・ω・)
ボタンを押すと音声が流れたり、動いたりする感じです(´∀`)
江戸時代から明治・大正時代、昭和時代と展示を進むと時代が進んで行くような構成になっていました(・ω・)
足尾銅山鉱毒事件について考える
足尾銅山といえば、公害による被害が思い起こされます。
詳しく調べてみると…
精錬作業時に発生する有毒成分を含んだ排煙・ガス・排水により、周辺の山々の木々が枯れ禿げ山となり、木々のない山々は次々と崩落していった。
崩れた土砂は河川に流れ込み下流へと堆積、洪水被害で流れ出し度々甚大な被害を出した。
…とあります。
この間、テレビで取り上げられていたルーマニアのジャマナの真っ赤な湖も印象的でしたが、銅を精錬するには代償が付き物なんでしょうか…。
今もなお、足尾周辺では、日本のグランドキャニオンと呼ばれ、煙害や伐採、山火事によって禿げ山となり、ゴツゴツとした岩肌が露わになった「松木渓谷」や、下流に土砂が流れ込まないように建設された日本一の砂防堰堤「足尾ダム」を見るコトが出来ます。
人が住めなくなり廃村となってしまった地域もあったりと、ざーっと調べてみただけでも到底計り知れない歴史があります。
さて、坑道内部探検に戻りましょう(・ω・)
昭和に入ると技術の向上も進み、労働者の環境も、公害問題も徐々に改善されていきます。
昭和48年(1973年)2月28日に足尾銅山は閉山しますが、その後も15年間、昭和63年(1988年)までは輸入鉱石の精錬作業のため精錬所は稼働し続けます。
最後のエリアで映像による採掘作業の解説を見るコトが出来ます。
わかりやすくまとめられていました。
当時のままなのかわかりませんが、今月の保安目標が、閉山日の2月28日になっています。
奥のスペースは銅資料館となっています。
採掘から銅が出来るまでの流れや、実際に採掘された鉱石などが展示されていました(´∀`)
衝撃的だったのは、労働者は検問所で全裸にさせられて鉱物を持ち出ししていないかチェックされていたとの展示(;゚ロ゚)
それだけ価値があったんでしょうね。
出口はお土産物屋さんになっていて、軽食もいただけるようでした(・ω・)
小さな神社もありました(・ω・)
日光仮面と記念写真が撮れます(笑)
たっぷりと1時間以上見て回ってました(´∀`)
こういう博物館とか資料館的なところって、サーッと見て回って、すぐ見終わっちゃうコトが多いのですが、じっくり見ちゃいました(*^-^*)
少しでも足尾銅山について知るコトが出来て、本当に来て良かったです(≧∀≦)
足尾銅山観光では、実際に坑道内部に入り、採掘作業の様子を見るコトが出来ます。
足を延ばせば、上で挙げた「松木渓谷」や「足尾ダム」もあり、足尾ダムに隣接してつくられた「あかがね親水公園」の中には「足尾環境学習センター」があり、もっと詳しく足尾について知るコトが出来そうです。
ただ、車がないとアクセスは厳しく、わたらせ渓谷鐵道の終点、間藤駅から徒歩だと1時間ほどです(;゚ロ゚)
足尾銅山観光から見えた山肌。
公害の影響なのかはわかりませんが、岩肌がむき出しになっている部分が見えました。
松木渓谷はどんな感じなのか見に行きたくなります。
現在でも、廃水の浄水処理や煙害地への植林が引き続き行われていて、環境との共生に向けた努力が続けられているそうです。
元通りに戻るコトはないですが、こんなにキレイな景色や自然をいつまでも大切にしていきたいと強く感じさせられました。
周辺には重要文化財や有形文化財、指定史跡などか多数点在していて、近代化産業遺産として世界遺産登録を目指しているそうです。
車や時間があったら、実際に見て回りたい施設がたくさん!!
通洞駅周辺でお昼ごはんを
今回は13:15のバスで日光へ向かって1泊の予定だったので、近くでお昼ご飯を食べたら足尾を後にします…(T^T)
飲食店はそこそこありそうです(´∀`)
ただ、休業していて営業していないお店もありました(;゚ロ゚)
川本さんへ
今回は川本さんにお邪魔します(・ω・)
中に入ると、親戚の家に遊びに来たかのようです(・ω・)
とり丼を
大将から、ウチはとり丼が有名だよ!
とオススメをいただきましたので、
とり丼をいただきます(´∀`)
うなぎのタレを使っているらしく、お肉もとても柔らかくて非常に美味でした!!!(´∀`)
通洞駅でわたらせ渓谷鐡道に遭遇
まだバスまで時間があったので通洞駅まで戻るとちょうど列車が来ていました(´∀`)
わたらせⅡ号(・ω・)
トロッコわっしー号で観光するには
今回は日光へ向かうのでバスに乗りますが、「トロッコわっしー1号」で足尾観光する場合…
トロッコ列車に乗るコトだけが目的の場合、乗って来た電車でそのまま相老駅や桐生駅へ引き返すコトも出来ます(・ω・)
※帰りのトロッコ整理券が別途必要です。
ただ、列車は30分ほどで折り返してしまうので、これだと観光する時間はとれません…(;゚ロ゚)
足尾周辺の観光もする場合、15:30に間藤駅を出発する「トロッコわっしー6号」に乗って帰ると足尾周辺で4時間以上の自由時間がとれます(・ω・)
※コチラも帰りのトロッコ整理券が必要です。
その他、普通列車がおよそ1時間に1本程度走っているので、自由に帰るコトも出来ます(・ω・)
わっしー号だと相老駅で「特急りょうもう」に接続していますが、普通列車の場合は相老駅で時間調整が必要になりますσ(^◇^;)
足尾観光せずにそのまま日光方面へ向かう場合は、10:59に通洞駅に到着し、11:07にすぐにバスがあります。
足尾銅山観光へ向かう途中ですれ違ったバスですね(´∀`)
次が13:17のバス(・ω・)
今回乗ろうとしているバスです(´∀`)
その後も15:37と17:52にバスがあります(・ω・)
日光まではおよそ1時間ほどで到着するので、日光での観光時間や宿泊施設への到着時間に合わせて一応選べます(´∀`)
日光市営バスで日光へ
さて、足尾銅山観光の前のバス停からバスに乗ります!
時刻表(・ω・)
次の通洞駅までは2分で行くようです。
バスまで少し時間があったので、近くにあった赤い橋に登ってみます(・ω・)
橋の上からは渡良瀬川が一望出来ます(´∀`)
バス停に戻るとバスがやって来ました(・ω・)
ぐるーっと駐車場の入口でUターンして、バス停に入って来ます(・ω・)
足尾地区から日光への路線バスは、日光市営バスが運行しています(・ω・)
乗客は誰もいませんでした(;゚ロ゚)
旧日光市内では停車するバス停が限られていて、東武バスのようにこまめには止まってくれませんσ(^◇^;)
今日は日光東照宮を観光する予定なので、日光総合会館前まで乗ります(・ω・)
このバス通洞駅や足尾駅、間藤駅とわたらせ渓谷鐵道沿いを通って日光へ向かいます。
途中で日光方面へ向かうバイパスとの分かれ道があったのですが、逆方面に向かって行くので、えっ!と思ったのですが、
間藤駅から赤倉地区を経由し、Uターンしてまた同じルートを戻って来るんです(;゚ロ゚)
間藤駅でバスを待っている乗客がいましたが、乗るはずのバスが目の前を通過していくのを見せられたらかなり焦りますよね(;゚ロ゚)
ちゃんと戻って来て乗れるので大丈夫なんですけどねσ(^◇^;)
知らなかったら大騒ぎです(笑)
バス車内から廃線跡を望む
しかもこの赤倉地区ってのが、わたらせ渓谷鐵道の廃線区間で、元々の終点だった足尾本山駅の辺りなんです!
ただ、旅客化されたコトは一度もなく、貨物線の専用駅だったので、ホームなどもないようです。
バスの車内からも線路の跡がハッキリと見てとれます(・ω・)
まさかこんなところで廃線跡を見られるなんて思ってなかったので大興奮(≧∀≦)
折り返し地点の赤倉に近づくと、左手に急に周りの景色に似つかわしくない巨大な施設があらわれます。
本山精錬所の跡地です。
車内からは国重要文化財にもしていされている古河橋も見るコトが出来ます(・ω・)
赤倉地区は間藤駅とあかがね親水公園のちょうど中間地点なので、ココからだと歩いて30分くらいでしょうか?
次回はこの廃線跡を歩いて足尾ダム周辺まで足を延ばしてみるのもオモシロそうです!
バス停の時刻表を見ると赤倉までのバスはもう少し本数が多いみたいだし(・ω・)
バスは赤倉でUターンして再度間藤駅方面へ戻って行き、日光方面へのバイパスへと向かいます。
また、長くなって来ましたので今回の記事はココまで!
次回は日光観光の様子からお届けしたいと思いますのでお楽しみに!
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