こんにちは!
前回の記事では、E353系「特急スーパーあずさ」に乗って小淵沢駅・八ヶ岳リゾートアウトレットを訪れたところまでお届けしていましたので、今回はいよいよ「HIGH RAIL 星空」へ乗車します!!
↓前回の記事はコチラから↓
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↓今回のお品書き…
小淵沢駅
八ヶ岳リゾートアウトレットから17:30の送迎バスに乗って、小淵沢駅まで戻って来ました。
ロータリー側の駅舎には、先ほどお世話になった観光案内所と、おみやげ物屋さんがあります。
このおみやげ物屋さんでは、駅弁なども売っていましたので、買い込んで車内でいただくのもいいですね。
事前に予約したり、びゅう商品で申し込むと特製のお弁当がつけられるようでしたが、今回は当日の予約でしたので残念ながらダメでした…。
キハ110系
ホームへ向かってみると、キハ110系が停車していました。
18:58発の小諸行きでした。
ローカル線って、電車が停まっていても発車まで1時間以上あるとかザラですよね。
撮り鉄にはありがたいコトですが(笑)
反対側のお顔もパシャり。
2両編成だと端から端まで楽に移動出来ます。
HIGH RAIL 1375
「HIGH RAIL 1375」も停まっていました!!
くぅーーっ!
カッコいい(≧∀≦)
しばし空調のきいた待合室で到着を待ちます。
周りがザワツき始めると、HIGH RAIL 1375がホームへ入線して来ました!
1日1往復半運転
この「HIGH RAIL 1375」は1日1往復半運転されています。
午前中に小淵沢駅を発車して小諸駅まで向かう「HIGH RAIL 1号」
午後に小諸駅を発車して小淵沢駅に戻って来る「HIGH RAIL 2号」
夕方に小淵沢駅を発車して小諸駅まで向かう「HIGH RAIL 星空」の3本です。
※JRホームページより転載
HIGH RAIL 星空
いよいよ乗り込みます!
乗客の皆さんが車両の写真を撮るのに夢中になっている間に1号車に潜入してみました。
車内座席
窓に向かって配置されている「ペアシート」。
この席が良かったーーーー(T^T)
ペアシートの反対側は、コチラも窓に向かって配置された「シングルシート」。
1号車に2つある「BOXシート」。
やっぱり、ココに知らない3人組と一緒に座るなんて絶対無理や…(;゚ロ゚)
そして2号車へ。
「リクライニングシート」。
カーテンで仕切られている奥には「ギャラリーHIGH RAIL」があります。
今回のお席。
今回は直前の予約だったので、2号車のリクライニングシートの離れた2席を予約しました。
↓予約の様子はコチラから↓
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ゆっくりお顔を撮影します。
連結部分。
方向幕はキレイに撮れませんでした…。
JR鉄道最高地点を走る!
車内には記念スタンプがありました。
その横には、「JR鉄道最高地点碑」のミニチュア版が置いてありました。
もう皆さまお察しだと思いますが、この小海線は「JR最高地点」を走るのです。
それが1,375m地点なので「HIGH RAIL 1375」という名前なワケです。
そして、星空観測が行われる「野辺山駅」は標高1345.67mであり、JRを含めた普通鉄道の中で、日本一高い地点に位置する駅なのです。
ゴミ箱も「HIGH RAIL 1375」。
自動ドアも「HIGH RAIL 1375」。
てるてるぼうずが!
ブルーの座席には、無数の星座がプリントされています。
自動ドアが黄色くて色鮮やかです。
車窓
小淵沢駅を定刻通り出発すると、しばらくはのどかな田園風景の中を走ります。
雲が多いのが気になりますね…。
星が見えるかなぁ…?
電車の影がうつっていたので、写真を撮ってみましたがキレイに撮れませんでした…。
乗車記念みやげ
乗車時に、映像上映会の整理券を貰います。
全部で5回ありますが、先着順で好きな上映会を選べるようになっていました。
今回は3回目を選びました。
他にも乗車記念のボールペンやポストカード、シールが貰えました。
この日は満席御礼でした。
乗れて良かったです。
単線の線路が木々の中に吸い込まれて行きます。
日が暮れて来ました。
最後尾からは流れ去る景色が一望出来、かぶりつくには最高です!
「物販カウンター」で「信州りんごジュース」を買って飲みました。
うめぇーー(*^-^*)
甲斐大泉駅
停車駅ではありませんが、さっきからずっと「甲斐大泉駅」に停まっています。
ギャラリー HIGH RAIL
映像上映会の時間になったので、「ギャラリー HIGH RAIL」へ移動します!
中は天井がプラネタリウムになっていて、
星空案内人さんが解説してくださる、満天の星空を眺めます。
あっという間の上映会でした。
「ギャラリー HIGH RAIL」には天体に関する書籍が置いてあり、全ての上映会が終了した後は、出入り自由となっていました。
席に戻ると、対向列車がやって来ました。
行き違いのための長時間停車だったようです。
小淵沢行きのキハ110系が発車してから、発車しました。
清里駅
18:49、最初の停車駅「清里駅」に到着です。
清里駅にはSLが静態保存されていました。
この清里駅も非常にオモシロい駅なので、いつかゆっくり訪れたいですね。
清里駅(標高1,275m)と野辺山駅の間に、JR鉄道最高地点碑があります。
車内からも眺めるコトが出来るのですが、進行方向左側にあります。
野辺山駅
え、終点…?
「HIGH RAIL 星空」は、18:58に野辺山駅に到着すると、発車は20:01。
1時間以上の停車時間があります。
この時間に、星空観測会が行われます。
八ヶ岳高原線
野辺山駅に到着です!
小海線は別名「八ヶ岳高原線」と呼ばれていて、Googleマップなどでも八ヶ岳高原線と表記されています。
ホームも「HIGH RAIL 1375」。
JR線最高駅
「駅名標」と「JR線最高駅野辺山の碑」。
「天空にいちばん近い列車」!
なんだか雲行きが怪しい…。。。
改札の外にも「JR最高駅」
かわいらしい駅舎です。
星空観測会
撮影もそこそこに、乗客の皆さんと、ぞろぞろ星空案内人さんについて行きます。
駅前の「銀河公園」にはSLが静態保存されています。
南牧村社会体育館
結構歩いて、近くの体育館にやって来ました。
この体育館の一室で、天文学者が選ぶ「日本で一番綺麗な星空ベスト3」に選ばれた野辺山のある南牧村からの星空に関するVTRの鑑賞を行います。
この部屋、空調がきいておらず、皆さん限界のようで…終わったら我先にと外へ脱出されてました…(;゚ロ゚)
暗闇に包まれる体育館。
「南牧村社会体育館」でした。
いい感じに暗くなって来ましたが、雲が…。。。
銀河公園
駅前の銀河公園へ移動し、星空観測会開始です!
観測中は周囲の街灯も消え、辺りは真っ暗に。
厚い雲に覆われて星が見えません…。。。
雲の切れ間から月が顔を出しました。
雲が流れて、晴れ間が見えて来ました!
月の右下に力強く光る金星が見え、歓声があがります。
他にもちょこちょこと星が見えて、知らない人たちと、ドコですか?あー、見えた!とあちこちで声があがって一体感のあるイベントでした。
ただ、日本一綺麗な星空なんていうし、キレイな映像なんか見せられるし、どんだけキレイな星空が見られるんだろうかと期待が強過ぎてちょっと拍子抜けでした…。。。
※びゅう商品「HIGH RAIL 1375」パンフレットより転載
こんな星空が見られるのかと思ってました…σ(^◇^;)
でもちゃんと星が見えて良かった!
漆黒の野辺山駅
あっという間に時間が来てしまい、駅へ戻ります。
駅も真っ暗です。
駅舎内は明るく、待合室もありました。
野辺山駅はSuicaが利用出来ました。
ホームも先ほどとは雰囲気が変わり、ライトに照らされています。
暗闇に照らされる「HIGH RAIL 星空」。
後ろへ回ってみると…真っ暗でお顔がうつりませんでした。
ホームから清里方面を眺めてみますが、何も見えません。
キレイに撮れました!
暗闇の中から小淵沢行きの列車がやって来ました。
アテンダントさんも1人、小淵沢行きの列車に乗って行ってしまいました。
小淵沢行き列車が発車したら、定刻通り小諸へ向けて発車します。
ココからはおよそ1時間半かけて、北陸新幹線との接続駅である佐久平を目指します。
八千穂駅
真っ暗な中に突如あらわれる待合室。
八千穂駅でした。
中込駅
中込駅では、
お見送り
職員の方たちが、お見送りをしてくれました!
キハE200形
キハE200形がいたので、急いでカメラを向けるもブレブレでした…。
岩村田駅
岩村田駅で対向列車と行き違いをします。
各駅の標高が掲示されていました。
この時間になると小海までしか行かないようです。
野辺山から先は、真っ暗闇の中をただただ走り抜けます。
途中で、お見送りなどはありましたが、目立ったイベントはありません。
オリジナル車内コンテンツ
するコトといえば、真っ暗な窓の外を眺めるか、車内Wi-Fiに繋ぐと見れるオリジナル車内コンテンツを見るか、ギャラリーで星の書籍を読むくらいしかありません。
お弁当を頼んでいたらいいかもしれないですね。
※オリジナル車内コンテンツページより転載
「高原を駆け抜ける 車載カメラ映像」が、意外にも高画質で見ていて楽しかったです。
最後の1枚にキハE200形がうつっていますね。
しかし、1時間半は長かった…。。。
帰りは?
今回は、佐久平から北陸新幹線で東京へ帰るルートにしましたが、野辺山駅から小淵沢行きの普通列車に乗って、特急あずさで新宿へ帰るルートでも良かったかもしれません。
佐久平駅
ようやく佐久平駅に到着です!
お見送り写真を撮ろうとしたのですが、ピンぼけ…。
やはりこのデジカメ、暗いトコに弱い…。
北陸新幹線ホーム
小海線のホームの下に北陸新幹線のホームがあります。
乗り換え時間が迫っているので、新幹線ホームへ向かいます。
21:38発の「あさま 632号」に乗ります!
タイトな乗換時間
「HIGH RAIL 星空」は、21:29に佐久平に着いて、21:30に小諸へ向けて出発して行くので、8分で乗り換えないといけなく、少し不安があったのですが、意外と余裕でした。
「壮大な山 満点の星空」
「地球に優しいハイブリッド・エコトレインが走る!」
北陸新幹線のホームは小海線推しでした。
キハE200形が走っている姿は見られませんでしたが…。
あさま 632号
あさま632号が入線して来ました。
何名か「HIGH RAIL 星空」からの乗り換え組がいましたが、車内はガラガラでした。
座席に備えつけの雑誌で「HIGH RAIL 1375」が特集されていました!
東京までは、1時間20分!
ずーっと座りっぱなしの旅路です(笑)
それにしても、どうして新幹線の座席ってこんなにも直角なんでしょ(;゚ロ゚)
終わりに
さて、今回はJR鉄道最高地点を走る小海線「HIGH RAIL 星空」に乗って、日本一綺麗な星空を観て来ました!
星空案内人さんに案内されて、乗客の方々と一緒に星空観測会に参加したりと、ひと味違ったイベントが新鮮でオモシロかったです。
ただ、イベントが前半に集中していて、野辺山から小諸までの間にも、もうひと盛り上がりあってもいいかな…と、思いました。
「HIGH RAIL 星空」は9月いっぱい、土日祝日に走っていますので、機会があればぜひ訪れてみてください!